最近では、テレビの技術が進歩して4Kや8Kといったテレビ映像が話題になっていますよね。
映像だけではなく、テレビの受信方法もアンテナだけではなく、他の方法があることはご存知でしょうか。
テレビアンテナで受信をする場合、天候やテレビアンテナの故障でうまく映像が受信できなかったり、映像に乱れが出たりなど安定した受信ができないときがあります。
ご自宅で固定回線を契約している場合、テレビ線を使用せずに自宅の光回線を使ってテレビを受信することが可能です。
光回線で受信をすることでアンテナ要らずで、高速で安定したテレビ受信をすることができるようになります。複雑になりがちな配線が、インターネット回線だけにまとめることができると嬉しいですよね。
名前だけなら聞いたことだけあるという方も多いと思いますが、この光回線でテレビを視聴するサービスが通称「光テレビ」というサービスです。
光テレビでは、安定した受信ができるほかに様々なコンテンツが視聴できたり、話題の4K映像などの高画質な映像を受信することができるようになります。
「光テレビ」は現在、様々な通信事業者がサービスを展開しています。ケーブルテレビのJ:comや、auひかりテレビ、NTTのひかりTV、コミュファ光テレビなど、あなたも聞いたことがある名前があるのではないでしょうか。基本的には、自宅のインターネットのセット契約でテレビサービスに入っているという方が多いです。
そこで今回は、「ソフトバンク光」を契約中の方もしくはこれから契約を考えている方が視聴可能なサービスの、「ソフトバンク光テレビ」と「ひかりTV」という2種類のサービスについて紹介いたします。
ソフトバンク光が提供しているこの2つのサービスで、一体どのような違いがあるのか、料金や視聴可能なチャンネルは何があるのか詳しく解説させて頂きます。
ソフトバンク光のお申し込みをご検討されている方は下記の記事をご覧ください。
↓↓おすすめのソフトバンク光申込窓口を紹介しています。

※表示価格は税込です。
目次
ソフトバンク光のテレビサービスは「ソフトバンク光テレビ」と「ひかりTV」の2種類
画像出典:https://www.softbank.jp/
冒頭でも紹介しましたが、ソフトバンクが提供しているテレビサービスは、「ソフトバンク光テレビ」と「ひかりTV」の2種類を提供しています。
この2つのサービスは、どちらもソフトバンク光とセットで申し込みができるテレビサービスですが、大きな違いは、
- 視聴できるチャンネル数
- 初期費用
の2つです。
チャンネル数の違い
視聴可能なチャンネルの数ですが、ソフトバンク光テレビの場合は地上デジタル放送とBS放送が視聴可能なサービスで、ひかりTVは地上デジタル放送とBS放送が視聴できることに加えて、衛星放送の専門チャンネルをセットで視聴することができます。
普段から、地上デジタル放送やBS放送に加えて衛星放送の契約をしているような方ならひかりTVがオススメですし、地上デジタル放送とBS放送くらいしか観ないようならソフトバンク光テレビがおすすめです。
ただし、NHKの受信料金についてはどちらに加入した場合でも発生するので注意が必要です。
初期費用の違い
もう一つの大きな違いは初期費用についてです。
具体的な金額についてはそれぞれのサービス解説で紹介しますが、ソフトバンク光テレビの場合では導入する際に工事をする必要があるので、工事費等の初期費用が発生します。
一方、ひかりTVでは工事をする必要がなく、受信に必要なチューナーをレンタルするだけなので初期費用は発生しません。
ソフトバンク光テレビの初期費用については、月々の基本料金と一緒に分割払いの料金を支払う場合が多いので、ソフトバンクまたはソフトバンク光を長期的に使う前提として考えている方にはおすすめです。
では、それぞれのサービスの具体的な内容や割引情報やサービスの特徴などを見ていきましょう。
ソフトバンク光テレビについて
画像出典:https://www.softbank.jp/ybb/option/tv-n/
ソフトバンク光テレビでは、地上デジタル放送とBS放送を全放送受信できることと、高画質な映像の受信をすることが可能です。
しかし、BS放送は無料放送のみの視聴が可能で、有料放送を観る場合は別途契約が必要です。
CS放送も受信することができますが、こちらも別途料金が発生するオプションサービスです。
なので、現在アンテナ受信している環境がそのまま、安定した回線の光回線に切り替わりBSも標準受信できるサービスという認識が最も分かり易いかもしれません。
ソフトバンク光テレビの月額基本料金
ソフトバンク光テレビの月額基本料金は825円で、内訳はテレビ伝送サービス利用料495円とテレビ視聴サービス利用料330円です。
月額料金 | |
テレビ伝送サービス利用料 | 495円/月 |
テレビ視聴サービス利用料 | 330円/月 |
普段からテレビをよく見る方にとっては、安定して高品質なテレビを観れて月額825円と考えるとお得と捉えることができますね。
ただし、NHK放送の受信料はアンテナ受信と同様に別途支払いをする必要があり、利用料金には含まれていないので注意が必要です。
ソフトバンク光テレビの初期費用と工事費
ソフトバンク光テレビを導入する時は初回の工事費とテレビ視聴サービス登録料が発生します。
初期費用 | |
テレビ視聴サービス登録料 | 3,080円/1契約ごと |
---|
工事費については、インターネット回線のソフトバンク光に加入しているのか、これから加入するのかによって異なるので確認しておく必要があります。
光回線を使ってテレビを受信するため、必然的に光回線がないとソフトバンク光テレビは利用することができません。テレビサービスだけの単独契約はできないので要注意です。
現在自宅のインターネットはソフトバンク光を利用していて、テレビサービスはソフトバンク光テレビではなくケーブルテレビ等の別サービスを利用している場合は、ソフトバンク光とまとめた方がお得になる場合もありそうですね。
工事費
ソフトバンク光の回線工事と同時の場合は13,200円の工事費が発生し、テレビサービスのみの単独工事の場合は18,150円の工事費が発生します。
工事費の支払いは、分割払いか一括払いでの支払いを選択することができ、工事費を60回の分割払いにした場合、月額料金に約220円~303円上乗せでの支払いになるので、長期的に利用する見込みがある場合は分割払いがおすすめです。
ソフトバンク光のネットと同時工事の場合
TV 1台 | 13,200円 |
---|---|
TV 2台~3台 | 26,400円 |
TV 4台~ | 26,400円 + 1台追加ごとに5,500円 |
ソフトバンク光テレビ単独工事の場合
TV 1台 | 18,150円 |
---|---|
TV 2台~3台 | 31,350円 |
TV 4台~ | 31,350円 + 1台追加ごとに5,500円 |
ソフトバンク光テレビの提供エリア
ソフトバンク光テレビのサービス提供エリアの都道府県でないとサービスを受けることができないので、申し込み前に確認をしておく必要があります。
現時点でのサービスエリアは以下の通りとなっています。
ソフトバンク光テレビの提供エリア | |
---|---|
東日本エリア | 東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県、茨城県、栃木県、群馬県、新潟県、福島県、北海道の各一部地域 |
西日本エリア | 大阪府、和歌山県、京都府、奈良県、滋賀県、兵庫県、愛知県、静岡県、岐阜県、三重県、広島県、岡山県、香川県、徳島県、愛媛県、福岡県、佐賀県の各一部地域 |
西日本エリアについては、一戸建てのファミリータイプのみ利用可能なので、契約のタイプも事前に確認をしてサービスが利用できるか調べておく必要があります。
エリアについては順次拡大をしているので、ソフトバンクのホームページや問い合わせで事前に確認をすることがおすすめです。
ひかりTVについて
画像出典:https://www.hikaritv.net/tv/schedule
ひかりTVでは、地上デジタル放送とBS放送や高画質な映像を受信できることに加えて、多彩な専門チャンネルを視聴することができます。
80ch以上の専門チャンネルがあるので、海外ドラマやアニメ、スポーツなどといったコンテンツを普段からとことん楽しんでいる方には嬉しい内容ですよね。
さらに、テレビの視聴だけではなくビデオサービスあり、レンタルビデオ感覚で好きな時に観たい作品を楽しむこともできます。
ひかりTVの月額料金、初期費用
ひかりTVでは様々なプランが用意されていて、視聴したい番組によって月額料金が異なります。
月額料金 | ひかりTV 2ねん割適用期間中の月額料金 | ||
2ヵ月目まで | 2ねん割適用 | ||
お値うちプラン | 3,850円 | 無料 | 2,750円 |
---|---|---|---|
テレビおすすめプラン | 2,750円 | 無料 | 1,650円 |
ビデオざんまいプラン | 2,750円 | 無料 | 1,650円 |
月額料金は約2,750円~3,850円+チューナー代と、ソフトバンク光テレビと比べると高くなりますが、豊富なコンテンツを観れるので観たいコンテンツがある方にとってはお得なサービスとなっています。
また、ひかりTVでは2年間の継続契約を結ぶことで、「ひかりTV 2ねん割」という割引を受けることが可能です。割引が適用されると、利用開始月から2か月目まで無料になり、24か月目まで毎月1,100円の割引が入ります。しかし、2年継続契約なので2年間のうちに解約をすると、11,000円の違約金が発生するので注意が必要です。
チューナーレンタル料金 | |
種類 | 月額料金 |
BS4Kデジタル放送対応 トリプルチューナー(4K対応)モデル | 770円/月 [最大2ヶ月無料] |
---|---|
トリプルチューナー(4K対応)モデル | 550円/月 [最大2ヶ月無料] |
トリプルチューナーモデル | 550円/月 [最大2ヶ月無料] |
ひかりTV初期費用 | 全てのプランで無料 |
ひかりTVは専用のチューナーをテレビと繋ぐだけですぐに受信することができるので、工事を一切することなく初期費用も一切負担することなく楽しむことができます。
専用のチューナーでは、番組表から観たい番組の予約や録画も簡単にすることができるので、忙しい時やテレビを観れないときに便利な機能ですよね。
ただし、専用のチューナーはレンタル品なので、月額料金の中にチューナーのレンタル費用で月に550円~770円の負担が必要です。
ひかりTVの提供エリア
ひかりTVの提供エリア | |
---|---|
東日本エリア | 東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県、茨城県、栃木県、群馬県、新潟県、宮城県、北海道(札幌エリア) |
西日本エリア | 大阪府、京都府、兵庫県、愛知県、静岡県、石川県、広島県、福岡県、熊本県、沖縄県 |
ひかりTVはNTTぷららが運営しているサービスなので、ソフトバンク光の対象エリアであってもひかりTVの提供エリア外である場合があるので注意が必要です。
提供エリアについては、ひかりTVのホームページで確認することができます。申し込みの際は、事前に提供可能エリアかどうか調べてから申し込みをすると、スムーズに申し込みができるので確認しておくことがおすすめですね。
各種サービスのお申し込み方法
それでは、実際にソフトバンク光テレビやひかりTVに申し込みをする場合はどこから申し込みをすることができるのでしょうか。
申し込みをしたいサービスやソフトバンク光の契約状況によって変わってくるので、それぞれの場合での方法を説明します。
ソフトバンク光に未加入の場合
これからソフトバンク光に加入予定で一緒にテレビサービスの加入を検討している方は、ソフトバンク光の申し込みと同時に申し込みすることができます。
ソフトバンク光テレビの申し込み方法
ソフトバンク光に加入中で、ソフトバンク光テレビのサービスを申し込みする場合は、こちらのソフトバンク光の電話番号に連絡をすることで工事の手配をすることが可能です。
0800-111-2009
受付時間 : 10:00 ~ 19:00
※一般電話、携帯・PHSよりご利用できます。<通話料無料>
手続きに関する各種相談や不明点もこちらで確認することができるので、何かお困りな点もこちらに問い合わせることができます。
ひかりTVの申し込み方法
ソフトバンク光を利用中でひかりTVに加入する場合は、ソフトバンク光テレビと同様の問い合わせ先に加えてチャットサポートからでも申し込みができます。チャットでの問い合わせは電話と違い、気軽に問い合わせができるので便利ですね。
また、ソフトバンク光のwebサービス「My softbank for Broadband」からでも24時間申し込み可能です。
年中無休(10:00 ~ 19:00)
※手続きには、S-ID(認証ID)/パスワードが必要です。
受付時間 : 10:00 ~ 19:00
※一般電話、携帯・PHSよりご利用できます。
まとめ
ソフトバンク光が提供してる「ソフトバンク光テレビ」と「ひかりTV」のサービスを比較しつつ紹介させて頂きました。
最後に改めて2つのサービスの、メリットとデメリットをまとめて紹介させていただきます。
ソフトバンク光テレビのメリット・デメリット
- ソフトバンク光のインターネット回線で、安定して高品質なテレビ受信をできる
- テレビ線を光回線にまとめることができる
- アンテナを設置する費用よりも安い
- 標準で地上デジタル放送とBS放送の受信ができる
- 工事費と登録費の負担がある
- 月額で基本料金が必要
- 有料放送は別契約が必要
ひかりTVのメリット・デメリット
- 初期費用がかからない
- 2年契約で割引が受けられる
- 様々なジャンルの番組を視聴することができる
- 2年契約に入ると解約で違約金が発生する
- チューナーのレンタル料が毎月発生する
ソフトバンク光テレビとひかりTVでは、このようにそれぞれメリットとデメリットがあるので、これからテレビサービスの契約を検討されている方はしっかりとチェックしておきたいですね。
是非、ソフトバンク光のテレビサービスについて気になっていた方、加入しようか検討していた方はこちらの記事を参考にしていただければ幸いです。
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