インターネットを利用するためには、ネット回線に加えてプロバイダと契約する必要があります。
フレッツ光の場合はプロバイダが別契約になるため、300社以上あるとも言われているプロバイダの中から自分に見合ったプロバイダを探す必要があります。
一方で、最近の光回線はほとんどがプロバイダ一体型となっているため、そのような手間や面倒もほぼなくなってきました。しかし、中にはauひかりやドコモ光など、一部では自分でプロバイダを選べるネット回線もあり、契約時に『どのプロバイダが良いんだろう?』とお悩みの方もいるのではないでしょうか?
そこで今回は、auひかりで選べる7つのプロバイダを、サービス内容、キャンペーン内容などの面から比較し、どのプロバイダがおすすめかを紹介していきます。
※表示価格は税込みです。
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目次
そもそもプロバイダとは?
プロバイダについて調べてみても専門用語が多く、『どのようなものかイメージしにくい…』と感じている方も多いことと思います。
プロバイダの説明では、プロバイダだけではなくどうしてもインターネット全体の専門的知識が必要となるため、プロバイダ以外にさまざまな用語が登場してしまうことが多いのです。
プロバイダは簡単に言うと「通行券」のようなもの
プロバイダを簡単に説明してしまえば、インターネットを利用するための「通行券」のことです。
インターネット接続するためには、インターネットとパソコンの回線(道路)を繋ぐ必要があります。しかし、回線という道路だけではインターネットに接続することはできません。回線という道路を通るためにはプロバイダという「通行券」が必要になります。
回線(道路)だけ用意してもプロバイダという「通行券」がなければインターネットを利用することができない、という仕組みだということをまず理解しましょう。
回線(道路)にはさまざまな種類がありますが、このプロバイダ「通行券」にも数多くの種類があります。プロバイダ「通行券」は選ぶことができない一体型の回線もありますが、auひかりではこのプロバイダを7つの中から自由に選ぶことができます。
プロバイダ選びは難しいと思われがちですが、インターネットを使う上で何を重視するかが明確であれば、そんなに難しいことではありません。
プロバイダを選ぶ際に注意すべきポイントを比較
それでは、実際にauひかりでプロバイダを選ぶ時の注意点を見ていきたいと思いますが…
キャンペーン内容、サービス内容などがプロバイダごとに異なり、通行券に例えて考えていくと分かりやすいでしょう。
通行券にはさまざまなものがあり、どれを利用しても道路を使用することができ目的地までたどり着けますが、サービス内容は異なるということです。できるだけ早く目的地に着きたい方もいれば、安く目的地にたどり着きたい方もいるでしょう。
このようにプロバイダ「通行券」にはそれぞれ特徴がありますので、自分自身が何を1番大事にするかを意識してプロバイダを選ぶ必要があります。そのためプロバイダを選ぶ際には、他のプロバイダと比較検討しながら自分に合ったプロバイダを見つけることが大事になってきます。
auひかり7つのプロバイダを比較表にしてみた
プロバイダ名 | キャンペーン内容 | キャンペーン総額 | メールボックス容量/アドレス数 | セキュリティサービス |
So-net | 月額割引 | 42,680円 | 無制限/4 | 550円/月 |
BIGLOBE | 月額割引orキャッシュバック | 50,000円 | 5GB/5 | 330円/月 |
@nifty | キャッシュバック | 30,000円 | 5GB/1 | 550円/月 |
ASAHIネット | 開通月無料+24~30ヶ月間275円割引 | 8,250円 | 無制限/1 | 550円/月 |
au one net | キャッシュバック | 10,000円 | 5GB/5 | 330円/月 |
DTI | キャッシュバック | 38,000円 | 5GB/1 | 無し |
@TCOM | 月額割引 | 41,250円 | 無制限/1 | 539円/月 |
どのプロバイダを選んでもauひかりの月額料金は一緒
auひかりではどのプロバイダを選んでも月額料金は変わらないという特徴があります。例えば、フレッツ光の場合は別途でプロバイダ利用料が発生しますので、それを考えた場合にはauひかりは月額利用料を抑えることができると言えるでしょう。
auひかり | フレッツ光 | |
ホームタイプ | 5,610円 | 5,500円+プロバイダ料 |
マンションタイプ | 4,180円 | 3,575円〜4,675円+プロバイダ料 |
※フレッツ光はNTT東日本の料金の場合。
フレッツ光は契約するプロバイダにより料金(550円~)に違いが生じますので、ホームタイプでは5,500円+プロバイダ料金が必要になります。
プロバイダによって速度に差はあるの?
「インターネットの通信速度とプロバイダには関係があるの?」と気になる方も多いと思います。
基本的にはスピードは回線(道路)によって決まります。実際の道路のように渋滞が起こりにくい道路もあれば、低価格な料金で通行できることが特徴になっている道路があります。そのためプロバイダが直接的に速度に関係するとは言えません。
ただし、「通行券」が短時間にたくさん発行されると、それだけ道路が混雑することになるため渋滞が発生し速度が遅くなってしまう可能性はあります。ですが、プロバイダによる速度の影響は回線のようにダイレクトではなく差は少ないと一般的には言われています。
auひかりは世界最速の10ギガサービスも提供

auひかりホームタイプでは、上り・下りとも10Gbps(ギガ)と世界最速のサービスを提供しています。2021年現在の一般的な回線の最大通信速度は1Gbpsですので、通常のおよそ10倍の速度でインターネットを楽しむことができると言うわけです。
このauひかりの10ギガを利用できる地域はまだまだ首都圏とその近郊の戸建てのみと限られているものの、今後はエリアが拡大していくと考えられています。
また、少し前までは10ギガサービスに対応できるプロバイダは限られていましたが、現在ではASAHIネット以外のプロバイダで利用可能となっています。
【注意】マンションのタイプによっては対応不可のプロバイダもある
マンションなどの集合住宅にお住まいの場合、プロバイダ選びには注意が必要です。
プロバイダ名 | マンションタイプG(G契約) | マンションタイプG(V契約) タイプE タイプV | マンションギガ | マンションF |
So-net | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
BIGLOBE | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
@nifty | 〇 | 〇 | 〇 | × |
ASAHIネット | × | 〇 | 〇 | 〇 |
au one net | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
DTI | × | 〇 | × | × |
@TCOM | × | 〇 | × | × |
auひかりの公式サイトでは、住所検索することで住んでいる集合住宅がどのプランに対応しているか確認できます。そのため、auひかりのマンションタイプを利用したいと考えている方は、タイプの確認と一緒にどのプロバイダが利用できるかも確認しておきましょう。
キャッシュバックなどのキャンペーンをプロバイダごとに比較
各プロバイダでキャッシュバックなどのキャンペーンを実施していますが、プロバイダによっては違いや差があります。
ここではプロバイダごとのキャンペーンを表にまとめて比較していきますので、自分に合ったプロバイダを選ぶポイントの1つとして考えてください。
プロバイダ名 | キャンペーン内容 | キャンペーン総額 | 適用条件 |
So-net | 月額割引 | 42,680円 | 新規申し込み |
BIGLOBE | 50,000円キャッシュバック or 月額割引 | 50,000円 or 42,680円~ | BIGLOBE光 auひかりコース申し込み |
@nifty | キャッシュバック | 最大30,000円 | 新規申し込み |
ASAHIネット | 開通月無料+30ヶ月間275円割引 | 8,250円 | 3年契約 |
au one net | キャッシュバック | 10,000円 | ネット+ひかり電話に新規申し込み |
DTI | キャッシュバック+開通月無料 | 38,000円 | 新規申し込み |
@TCOM | 月額割引 | 8,250円 | 新規申し込み |
キャンペーンは予告なく終了または内容が変更される恐れがありますので、申し込み前には必ずキャンペーン内容を確認するようにしてください。
auひかり電話はどのプロバイダを選んでも使える
auひかり電話はどのプロバイダを選んでも利用可能です。
通話はプロバイダを経由するものではないため、プロバイダによって通話に影響が出るということは一切ありません。
auひかり電話への申し込みを検討しているのであれば、各プロバイダのキャンペーン情報をしっかりと確認するようにしましょう。なぜなら、ネット+ひかり電話を適用条件としているプロバイダもあり、ひかり電話に加入することでよりお得なキャンペーン特典を受けれる可能性もあるからです。
マンションのタイプによっては対応していないプロバイダもあるようなので注意しましょう。
キャッシュバックを重視する人にはBIGLOBEがおすすめ
プロバイダはキャンペーン内容・総額だけではなく、セキュリティサービスなどのオプションサービスも異なるため、「何を重視するか?」でおすすめするプロバイダが違ってきます。
何よりキャッシュバックを重視する方におすすめなのはBIGLOBEです。
キャッシュバックの場合50,000円とかなりの高額を受け取れることができて、利用条件も厳しいものではなく誰でも適用しやすくなっています。さらに、BIGLOBEは戸建て・マンションとどの居住タイプにも対応していますしセキュリティサポートも整っているので、とてもおすすめできるプロバイダと言えます。
また、対応プロバイダが限られているマンションタイプで利用する方におすすめできるのは、BIGLOBE、so-net、au one netです。この3つのプロバイダはどのような居住タイプにも対応していますので、特にマンションタイプを利用する方には選びやすいプロバイダと言えます。
キャッシュバックを重視する方にはBIGLOBEがおすすめです(^o^)
【注意】プロバイダを途中で変更することは不可能
auひかりでは、一度契約すると途中でプロバイダを変えることはできません。そのため、プロバイダを変更したい場合には一度auひかりを解約し、再契約する必要があります。
ここからはプロバイダを変更する際の再契約の方法と、解約手続きをする際に必ず必要になる現在利用中のプロバイダの確認方法について詳しく紹介していきます。
プロバイダの変更はauひかりを解約してからの再契約…
auひかりではプロバイダの乗り換えは行っていません。
そのため、プロバイダを乗り換えたい場合には一度auひかりを解約する必要がありますが、ここではauひかりでプロバイダを変更する場合の手順を詳しく紹介していきます。
auひかりでプロバイダを乗り換えたい場合には、まずauひかりの解約を行う必要があります。
プロバイダが自社のau one netであれば「KDDIお客様センター」に連絡することで解約ができますが、au one net以外のプロバイダを使っている場合には、それぞれのプロバイダ事業者に連絡して解約を行う必要があります。
要するに、auひかりの解約は「プロバイダを解約することによってauひかりの解約が成立する」という仕組みです。
プロバイダ名 | 連絡先 | 営業時間 | 営業日 |
So-net | 0120-80-7761(無料) | 9:00~18:00 | 年中無休 |
BIGLOBE | 0120-86-0962(無料) | 9:00~18:00 | 年中無休 |
@nifty | 0570-03-2210(有料) | 10:00~19:00 | 年中無休 |
ASAHIネット | 0120-577-108(無料) | 10:00~17:00 | 平日 |
au one net | 0077-7068(無料) | 9:00~20:00 | 年中無休 |
DTI | 0570-004740(有料) | 10:00~17:00 | 平日 |
@TCOM | 0120-805633(無料) | 月~金:10:00~20:00 土日祝:10:00~18:00 | 年中無休 |
そのためauひかりを解約するためには現在利用しているプロバイダ情報が必須です。プロバイダ情報を確認したら上記に記載されている窓口へ解約の電話を行いましょう。
電話では契約内容などの確認が行われ、正式な解約日を決定します。解約するとすぐにインターネットの利用が行えなくなるため注意しましょう。
解約が成立するとレンタルしていた機器(ホームゲートウェイ)などがある場合には、それらを返却する必要があります。
解約の手続き後に返送キットが送付されてきますので、必ず機器の返却を行いましょう。また、auひかりのホームタイプは撤去工事が必須になっていますので覚えておいてください(マンションタイプは必須ではありません)。
解約手続きが済んだら、auひかりと再契約を行います。この際に、乗り換えたかったプロバイダと契約することで乗り換えが完了します。
このように、auひかりでプロバイダを乗り換えるためには電話1本で完了しますが、解約と再契約と手間がかかります。
解約時期によっては高額の解約金がかかるので注意
解約する時期によっては解約金が発生しますので気を付けましょう。
解約金は居住タイプや契約年数によって異なり、決して安いものではありません。
ホームタイプ | マンションタイプ | |
3年の場合 | ずっとギガ得プラン:16,500円 | ー |
2年の場合 | ギガ得プラン:10,450円 | お得プランA:7,700円 |
auひかりはプランによって3年または2年ごとに更新月があり、この更新月の解約であれば解約金はかかりません。
場合によっては初期工事費の残債も一括請求されてしまう
また、キャンペーンによって無料になったはずの初期工事費が、支払い期間(キャンペーン対象期間)が終わる前に解約してしまうと残債分が一括請求されますので注意しましょう。
ホームタイプ | マンションタイプ | |
初期工事費 | 41,250円(35回) ▼ 初期費用相当額割引で実質無料! | 33,000円(23回) ▼ 初期費用相当額割引で実質無料! |
ホームタイプは3年、マンションタイプは2年以内で解約した場合、工事費の残債が一括請求されてしまいます。
そのため、auひかりでプロバイダを乗り換えたい場合には、その時期を見極める必要があると言えるでしょう。特に解約金や工事費残債がかかる場合には本当にプロバイダを乗り換えることによるメリットがあるのかどうかしっかりと考えましょう。
現在使っているプロバイダの確認方法
先ほどもお伝えしましたが、auひかりの解約は契約しているプロバイダを解約することで成立します。
そのため、どこのプロバイダを利用しているか分からない場合にはauひかりを解約することはできません。したがって、プロバイダの乗り換えも行えないと言えます。
もし、契約しているプロバイダが分からない場合にはau公式サイト内の「サポート」から確認することができます。また、契約書類や利用明細からも確認することができます。
解約には手間だけでなく、解約金や工事費の残債などもかかったりしますので、プロバイダを乗り換えるために再契約をする際はくれぐれもご注意ください。
代理店NEXTから申し込むとキャッシュバックがダブルでもらえる!?
代理店とはauひかりやプロバイダ業者とは別に、auひかりの代理契約を取り次いでいる会社のことです。
auの公式サイトからauひかりを申し込むのではなく、代理店でauひかりを申し込むことを意味しています。もちろん、サービス自体に何の違いもないので安心して申し込めます。
代理店の多くは独自のキャッシュバックキャンペーンなどを行っていますので、代理店経由で契約するとプロバイダのキャンペーンは適用外となるものの公式キャンペーンをダブルで受け取ることができるため非常にお得です。
auひかり正規代理店NEXTからの申し込みはお得がいっぱい!
※NEXTのキャンペーンサイトより
代理店NEXTが行っている3社同時キャンペーンを利用すれば、
- 公式サイト特典
- 代理店独自キャッシュバックキャンペーン
- プロバイダキャッシュバック
の3つの特典が全て適用できるため、非常に豪華な特典を受け取ることができます。
詳細 | |
キャッシュバック金額 | ネット+電話:71,000円 ネットのみ:65,000円 |
必須加入オプション | なし |
手続き方法 | 申し込み時の電話またはSMSで登録完了 |
受け取り時期 | 最短で1ヶ月後 |
代理店経由でプロバイダ契約を行うとキャッシュバック率が高まることが多いです。
それは、代理店ごとの独自キャンペーンの方がプロバイダ業者のキャンペーンよりも充実しているものが多いためです。
NEXTはプロバイダキャッシュバックもしっかりと明記
先ほどチラッと登場したプロバイダキャッシュバックですが、代理店の中にはプロバイダキャッシュバックをあたかも自社のキャッシュバックのように表記していたりするところもあります。
しかし、NEXTの場合は『うちからは●●円、プロバイダからは■■円』としっかり明記してあります。
NEXTの自社キャッシュバック
※NEXTのキャンペーンサイトより
プロバイダキャッシュバック
※NEXTのキャンペーンサイトより
このように、「自社からのキャッシュバック」と「プロバイダからのキャッシュバック」がしっかりと明記されています。
ただし、一つだけ注意点があって、マンションタイプで@niftyを選んだ場合は、自社キャッシュバック金額が表記額よりも-5,000円になります。
NEXTはキャンペーンの条件が優しく受け取り方法も簡単
代理店の中にはキャンペーンの適用条件が厳しいところがあり、『手続きが複雑なため申請手続きを忘れてしまった…』という声も少なくはありません。
ですが、NEXTは必須加入オプションがなく、手続きもauひかりを申し込む際に口座情報を伝えるだけで完了ととても簡単です。また、受け取り時期も最短で翌月と魅力が多いです。
申し込み時にキャッシュバックの手続きが完了するので、申請し忘れる心配もなく確実にキャッシュバックを受け取ることができます。
同じauひかりを申し込むのであれば、キャンペーンやキャッシュバックがお得なところから申し込んだ方が良いですよね(^o^)
まとめ
今回はauひかりで利用できる7つのプロバイダを比較してきましたがいかがでしたでしょうか?
auひかりを利用する際にはプロバイダを選ぶ必要があり、一度契約すると変更ができないため、auひかりを申し込む上での重要点とも言えます。
プロバイダによっては、キャンペーン内容、メールサービス、セキュリティサービスなど、色々と違いがありますので、プロバイダの特徴を比較し自分の利用条件に合ったプロバイダを選ぶ必要があります。
また、代理店から申し込むことで、au公式キャンペーン、代理店独自キャッシュバック、プロバイダキャッシュバックと、3つの特典を受け取ることができますので、auひかりを申し込む際はお得な窓口から申し込むようにしましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました(^o^)