ソフトバンクエアーを解約した僕が解約方法とおすすめの乗り換え先を紹介！

コンセントに挿すだけで手軽に使える人気のホームルーター、「ソフトバンクエアー（SoftBank Air）」。

デザインのシンプルさや操作の簡単さなどで高い人気を誇る一方、光回線のような高速回線を求める人にとっては少し期待外れと感じることも多いようです。

『ソフトバンクエアーの速度が遅い…』
『解約して乗り換えたいけれど、違約金がかかるのかな？』
などと思っている人も、多いのではないでしょうか？

そこで、この記事では、実際にソフトバンクエアーを2年間利用した僕が、利用して感じたデメリットと解約理由、解約手順、解約する際の注意点などを解説していきます。

また、記事の最後では、解約金やAirターミナル（ソフトバンクエアー本体）の残債を無料にする方法も紹介していますよ。

それでは、見ていきましょう。

※表示価格は税込みです。

僕がソフトバンクエアーを解約した３つの理由

僕は、転勤・引っ越しが多いという環境にあったため、手軽に使えて引っ越しの際も工事がいらないことからソフトバンクエアーを利用していました。実際に、引っ越しの際は住所変更の申請をするだけですぐに使えるため非常に便利に感じていました。

しかし、環境が変わったことや、使ってみて感じた以下の理由から最終的に解約を決めました。その理由がこちらです。

解約した理由１.　回線速度が不十分に感じた

回線速度に関しては、やはりモバイルルーター回線の仕組み上、どうしても光回線などと比較して遅くなってしまうことは仕方がないと思っていました。しかし、自宅で仕事をする機会が増えたことで、速度に関しての不満が大きくなってきてしまったのです。

例えば、自宅でテレビ会議を行う際、画質が荒くなってしまったり、声が途切れてしまったりということも少なくありませんでした。さらに、大きなファイルをアップロードしようとしても、時間がかかってなかなか進まないということも多々ありました。

このように、仕事に影響が出てしまっては問題だと判断し、より高速で安定した光回線への乗り換えを決めたわけです。

解約した理由２.　引っ越しの可能性がなくなった

次に環境の問題ですが、当時、僕は仕事の都合上「転勤・引っ越しが多い」という環境にあったため、手軽に使えるソフトバンクエアーを利用していました。

ですが、転勤や引っ越しの可能性がほぼないという条件の仕事へ転職をし『これなら自宅に光回線を引いても問題ない！』と思い、乗り換える決意を固めました。

解約した理由３.　更新月を迎えた

上2つの理由から解約を考え始めたとき、ちょうど契約更新月を迎えたため解約金もかからないし、良い機会だと思い最終的に解約を決定しました。

この3つが解約の理由です。

主に環境の変化が解約の原因のため、もしも「転勤・引っ越しが多い」「家では仕事をあまりしない」という環境が継続していれば、乗り換えはしていなかったかもしれません。

【補足】口コミでも評判が良くない

Twitterなどで、ソフトバンクエアーを実際に利用している人の口コミ・評判を見てみても、僕と同じく回線速度に不満を持っている人が多いことがわかりました。

朝と昼は50Mbpsと十分な速度ですが、夜間は2〜3Mbpsまで落ちてしまうようです。

僕もこの方と同様に、夜になると速度が落ちるといったことを体感していました。

オンラインゲームなど、安定した高速通信環境が必要な場合には、ソフトバンクエアーはあまり向かないかもしれません。

こちらの人は解約金についての不満を漏らしています。

端末を購入した場合は12・24・36・48回の分割払いから選べますが、36回払いの場合、1年の利用で解約するとこの方のように解約金と端末残債だけで5万円近くかかってしまいます…。

ここまで見てきた「回線の遅さ」と「違約金の高額さ」両方に不満を持っている人も多いです。

口コミを見ても、やはり回線速度を求める場合にはあまり評価の高いインターネットサービスとは言えなさそうですね。解約金に関する不満の声が多いことも目立ちます。

ソフトバンクエアーは手軽に始められる便利さはありますが、色々と不満を漏らしているユーザーが多いようですね。

ソフトバンクエアーの解約手続きと解約金についての注意点

ここでは、ソフトバンクエアーの解約方法と解約金、注意点について解説していきます。

解約手続きの手順

ソフトバンクエアーの解約は、以下のSoftBank Airサポートセンターへ電話をかけることで手続きができます。

ソフトバンク公式サイトには「毎月25日以降は特に月末は電話が混み合うことが見込まれます。」と注意書きがあります。

僕は解約の電話を月の中旬頃に行いましたが、30分程度待ちました。

なお、ソフトバンクエアーは月額制のため、いつ解約の申請をしても、その月の末日までは利用可能です。そのため、比較的混雑の少ない月初に電話をかけてしまうことをおすすめします。

ちなみに、電話では「解約理由」「乗り換え先」「今後使う可能性はないのか？」などいくつかの質問をされます。

また、更新月の1ヶ月前に「更新月のお知らせ」というハガキが届きましたので、解約を検討している方は必ず保管しておきましょう。

解約金について

ソフトバンクエアーを2年自動更新プランで契約した場合、2年間の継続契約が前提となっています。

課金開始日を1ヶ月目とし、24ヶ月目～翌々月が更新月となっていて、その後も24ヶ月ごとに更新月がやってきますが、その2年に1度の更新月以外に解約を行うと10,450円の解約金が発生してしまいます。

このどちらかをおすすめします。違約金負担やキャッシュバックキャンペーンのある回線については、後ほど紹介します。

Airターミナルを分割購入している場合は残債が一括請求？！

ソフトバンクエアーは、契約時に「Airターミナル」を購入もしくはレンタルを選択して利用します。

購入契約（2年自動更新プラン）を選択した場合、Airターミナル端末代金59,400円を一括払い・分割払いを選択できます。36回払いをした場合、1回あたり1,650円の36回払いとなりますが「36ヵ月割」が適用され同額分が毎月割引されます。

要するに、36ヶ月継続利用することで端末代が実質無料になるということです。

ただし、36ヶ月未満で解約をすると、解約金の他に端末代の残債が発生し一括請求されてしまうので注意が必要です。ちなみに僕は2年での解約だったので、「1,650円× 12ヶ月＝19,800円」が残債で請求されました…。

今後利用しない機器に2万円近く払うのは嫌だなぁと思いましたが、仕方ありません。

Airターミナルをレンタルしている場合は返却が必要

Airターミナルをレンタルしている場合には、以下の住所へAirターミナルを返却する必要があります。

なお、解約の手続きをした日の翌月20日までの返送が必要なこと、送料は自己負担であることを覚えておきましょう。

レンタルしていた場合は、決められた期日までに返却する必要があるので忘れないようにしておきましょう。

ソフトバンクエアーの解約金を０円にする４つの方法

お伝えしているように、ソフトバンクエアーは更新月（24ヶ月目～翌々月）以外の解約には10,450円の解約金がかかります。また、Airターミナルを分割購入している場合には、端末代の残債を一括請求されるケースもあります。

そこで、そんな時にとても便利な解約金や残債を無料にする4つの方法を紹介します。

方法１.　サービス変更でソフトバンク光に

※ソフトバンク公式サイトより引用

ソフトバンクエアーから、光回線のソフトバンク光に乗り換えると「サービス変更」という扱いになり、更新月以外の乗り換えでも解約金が発生しません。

また、Airターミナルを分割購入している場合でも、支払いが満了するまでソフトバンク光を利用し続ければ分割割引が継続されます。スマホセット割の「おうち割光セット」を組んでいた場合も継続してくれます。

しかし、残念ながら最大26,400円の初期工事費は自己負担になってしまいます…。

サービス変更は、以下の「SoftBank Air サポートセンター」に問い合わせすることで完了します。

なお、手続きを行う際にはサービス変更手数料2,200円が発生します。

初期工事費を無料にする方法もある

ソフトバンクエアーからソフトバンク光へのサービス変更は初期工事費が発生してしまいます。

サービス変更の場合は、初期工事費が無料になるキャンペーンが使えないからです。

しかし、ソフトバンクエアーを解約してから3ヶ月経てば、ソフトバンク光は新規扱いになり、初期工事費が無料になるキャンペーンが適用されます。

この件について、実際にソフトバンクにも問い合わせてみました。

※ソフトバンク光のチャットサポート

さらに、ソフトバンクエアーの解約から6ヶ月経つと、ソフトバンク光の代理店のキャンペーンを利用することができ、40,000円程度のキャッシュバックがもらえます。合計6万円以上お得になるので、こちらの方法も検討してみてくださいね。

→ソフトバンク光のおすすめ代理店を見る

方法２.　違約金還元キャンペーン＆キャッシュバックでauひかりに

※KDDI公式サイトより引用

auひかりを正規代理店NEXTから申し込むと、auひかり（KDDI）公式で行われている最大3万円の違約金負担に加え、さらに最大73,000円の現金キャッシュバックを受け取ることができます。

違約金負担は、以下の条件を満たすことで受けられます。

一方の現金キャッシュバックは、特に条件なしで以下の金額を受けられます。

ひかり電話に申し込むことでキャッシュバック金額が7,000円増額されますが、ひかり電話の申し込みは強制ではありません。もし、auスマホ・ケータイを使っていて「auスマートバリュー」を組む場合はひかり電話の契約が必須なので、好都合とも言えます。

なお、キャッシュバックは申し込み時に口座情報を伝えるだけで手続きが完了するため、もらい忘れの心配がありません。キャッシュバックの受け取り時期も早く、最短で開通月の翌月となっています。

違約金負担は上限が3万円なので、Airターミナルの残債があった場合でもキャッシュバックで補填できますね。また、auひかりでは工事費無料キャンペーンも行っているので、よりお得に乗り換えることができます。

auひかりのキャンペーンについては、こちらの記事を参考にしてみてください。

方法３.　高額キャッシュバックでNURO光に

※NURO光公式サイトより引用

ソフトバンクエアーの速度に関して不満を持っている場合には、NURO光への乗り換えがおすすめです。

NURO光は、他社の光回線の多くが上下の最大速度が1Gbpsであるのに対し、下り最大2Gbpsと2倍の速度が出る光回線です。

また、NURO光でもソフトバンクエアーと同じようにおうち割光セットが組めるので、ソフトバンクのスマホ・ケータイを使っている人は安心ですね。もちろん対象プランや割引額はソフトバンクエアーで組む時と違いはありません。

NURO光を公式特設サイトから申し込むと、60,000円の現金キャッシュバックをもらえます。オプション加入なども不要で、6ヶ月後にはもらえます。

さらに、NURO光公式キャンペーンのため、以下の特典も同時に受けられます。

ソフトバンクエアーの解約金や残債をカバーし、NURO光の初期費用も抑えて乗り換えができますね。

方法４.　外出先でもWi-Fiを使いたい場合はGMOとくとくBB WiMAX2+に

※GMOとくとくBB公式サイトより引用

『ソフトバンクエアーは解約したいけれど、自宅に回線を引くのは難しい』『外出先でも使えるモバイルWi-Fiが欲しい』、そんな場合には、GMOとくとくBB WiMAXへの乗り換えがおすすめです。

WiMAXは様々なプロバイダ（申し込み窓口）がサービス提供していますが、GMOとくとくBBから申し込むと以下の特典を受けられます。

キャッシュバックでソフトバンクエアーの違約金を十分負担できることに加え、WiMAX端末代金が無料のため初期費用をかけずに乗り換えができます。

また、万が一自宅の環境ではWiMAXの電波が入りにくい、速度が不十分と感じた場合には、申し込みから20日間以内であれば無料でキャンセルができます。これなら、安心して利用開始できますね。

ただし、GMOとくとくBBではキャッシュバックが申し込みから11ヶ月後となっているので、もらい忘れのないように注意しましょう。

WiMAXは工事不要ですぐに利用開始ができるため、外で使いたい、回線工事をしたくないという人にはおすすめの乗り換え先です。

ソフトバンク以外にご紹介した3社はキャッシュバックも高額なので、Airターミナルの残債が発生しても補填できるので安心ですね。

まとめ

ここまで、ソフトバンクエアーを利用して感じたデメリット、解約方法、注意点を紹介してきました。

ソフトバンクエアーの解約は、以下「SoftBank Airサポートセンターへの電話」でのみ可能です。

また、解約の前には以下の点をよく確認しましょう。

また、ソフトバンクエアーを解約する場合には、以下の回線へ各おすすめ窓口から乗り換えをすることをおすすめします。ソフトバンクエアーへの違約金やAirターミナルの残債の負担を抑えて、高速回線に乗り換えができますよ(^o^)

もし、ソフトバンクエアーの解約を考えているようであれば、本記事を参考に、より高速で快適なインターネット環境を探してみてください。