ソフトバンク光のマンションタイプの料金、工事費、速度をまとめてみた

ソフトバンク光マンションタイプの料金・工事費・速度 まとめてみた

ソフトバンク光は戸建ての他にマンションやアパートなどの集合住宅にも導入することができます。

ですが、マンションタイプの月額料金や工事費、速度についてホームページで調べようとしても、プランが色々あったり、工事の種類も専門用語がたくさんあってよく分からないですよね。

そこでこの記事では、ソフトバンク光のマンションタイプについて、月額料金、工事費、速度、契約する前の注意点について分かりやすく解説します。

ソフトバンク光のマンションタイプが気になっている方は、参考にしてみてください^^

ソフトバンク光のお申し込みをご検討されている方は下記の記事をご覧ください。
↓↓おすすめのソフトバンク光申込窓口を紹介しています。

ソフトバンク光のキャンペーン窓口はここが一番お得!【2023年最新】ソフトバンク光の代理店10社を徹底比較!おすすめランキングも紹介します

※表示価格は税込です。

ソフトバンク光のマンションタイプとは?

まず、ソフトバンク光のマンションタイプは、すでにソフトバンク光の回線設備が入っている集合住宅(マンションやアパートなど)で利用できます。厳密にいうとソフトバンク光はフレッツ光の回線を利用したサービス(光コラボレーション)のため、回線設備はNTTのフレッツ光のものを使用しています。

ソフトバンク光の回線設備が入っていないマンション・アパートでは、ソフトバンク光のマンションタイプを使うことができません。

ソフトバンク光のマンションタイプの月額料金

では、ここからはソフトバンク光のマンションタイプのサービス内容を見ていきましょう。

ソフトバンク光のマンションタイプの料金プランは2パターンあり、2年契約自動更新なしのどちらかを選べます。

 月額料金
2年契約4,180円
自動更新なし5,390円

「2年契約」はソフトバンク光のマンションタイプで最もスタンダードなプランです。2年の自動更新の契約になるため、ソフトバンク光を解約しない限り自動的に契約は更新されていきます。無料で解約できる更新月は2年に一度だけ回ってきます。いわゆる2年縛りですね。

「自動更新なし」は契約期間がありません。なので、いつ解約しても解約金がかかりません。縛りがない分、月額料金は2年契約よりも1,210円高くなっています。

2年は使う予定、という人には2年契約がおすすめです。自動更新なしの契約は、近々引っ越しの予定があるなど2年間使えない方に向いています。

ソフトバンク光のマンションタイプの月額料金は高いの?

ソフトバンク光のマンションタイプの料金をご紹介しましたが、世間的に見て料金が高いのか安いのか気になる方もいると思います。

そこで、人気のインターネットと2年契約の料金を比較してみました。

月額料金
ソフトバンク光4,180円
ドコモ光4,400円
auひかり3,740~5,500円
So-net光プラス4,928円
@スマート光3,630円

ソフトバンク光と同じ光コラボレーションのSo-net光プラスが4,928円で、業界最安の@スマート光が3,630円なので、ソフトバンク光は平均よりもちょっと安い部類に入ると言えますね。

ですが、ソフトバンク光ではソフトバンクのスマホ・ケータイとのセット割「おうち割光セット」が組めるので、ソフトバンクユーザーはかなりお得に使うことができます。

おうち割 光セットでスマホの料金が割引

ソフトバンク光のマンションタイプの料金、工事費、速度をまとめてみた 画像

ソフトバンク光とソフトバンクのスマホ(ケータイ)をセットで利用すると、「おうち割 光セット」が適用されてスマホ代が毎月550~1,100円割引になります。同居の家族や友人、離れて住む家族、同棲している恋人、シェアハウス仲間にソフトバンクユーザーがいれば10回線まで割引対象になります。

割引額は契約しているスマホのプランによって決まるので、下の表でチェックしてみてください。

対象プラン割引額/月
データプランメリハリ無制限/データプランミニフィット+
データプランメリハリ/データプランミニフィット
データプラン50GB+/データプランミニ
1,100円
データ定額 50GBプラス/ミニモンスター
データ定額 50GB/20GB/5GB
パケットし放題フラット for 4G LTE
パケットし放題フラット for 4G
4G/LTEデータし放題フラット
4Gデータし放題フラット+
1,100円
データ定額(おてがるプラン専用)
データ定額ミニ 2GB/1GB
データ定額(3Gケータイ)
パケットし放題フラット for シンプルスマホ
(iPad 専用)ベーシックデータ定額プラン for 4G LTE
(タブレット専用)ベーシックデータ定額プラン for 4G
550円

つまり、4人家族でメリハリプランやウルトラギガモンスター+を契約している場合は、毎月1,100円×4人=4,400円も割引になるんです。

ただし、おうち割 光セットを適用させるためには、オプション(月額550円)の契約が必要です。オプションの内容は、光BBユニット・Wi-Fiマルチパック・固定電話の3つです。光BBユニットはソフトバンク光を快適に利用するために必要なものなので、月額550円で契約しても損はありません。

なので、前述の4人家族でソフトバンク光を使う場合の割引額は、3,850円(毎月1,100円×4人-550円)となります。

ソフトバンク光のマンションタイプの料金、工事費、速度をまとめてみた 画像ソフトバンク光のおうち割 光セットはお得?割引額や条件を解説!

ソフトバンク光のマンションタイプの速度

ソフトバンク光のマンションタイプの速度は1Gbps(=1,000Mbps)・200Mbps・100Mbpsの3パターンあり、お住まいのマンション・アパートによって速度が決められています。

 回線タイプ最大通信速度
東日本
マンション・ギガスピード1Gbps
マンション・ハイスピード200Mbps
マンション100Mbps
西日本
マンション・スーパーハイスピード1Gbps
マンション・ハイスピード
200Mbps
マンション100Mbps

どの速度になっても2年契約なら4,180円ですし自動更新なしなら5,390円です。

それなら最大1Gbpsがいい!と思いますが、建物ごとに速度は決まっているので残念ながら自分で速度を選ぶことはできません…。

なぜ建物によって速度が違うの?

マンションやアパートでは、なぜ速度が3つに分かれているのでしょうか?

その理由は、「建物によって配線方式が異なるから」です。

ソフトバンク光のマンションタイプには「光配線方式」「VDSL方式」の2種類の配線方式があり、配線方式によって速度が決まるんです。

 回線タイプ最大通信速度配線方式
東日本
マンション・ギガスピード1Gbps光配線方式
マンション・ハイスピード200Mbps光配線方式
マンション100MbpsVDSL方式
西日本
マンション・スーパーハイスピード1Gbps光配線方式
マンション・ハイスピード
200Mbps光配線方式
マンション100MbpsVDSL方式

光配線方式とVDSL方式の違い

光配線方式は、電柱からマンションの共用スペースまで、そして共用スペースから各部屋まで、光回線を引いています。

<光配線方式>

ソフトバンク光のマンションタイプ(光配線方式)

一方で、VDSL方式の場合は電柱からマンションの共用スペースまでは光回線を引いていますが、共用スペースから各部屋までは電話回線を使っています。

<VDSL方式>

ソフトバンク光のマンションタイプ(VDSL方式)

光回線は光ファイバーなので速度が速いのですが、電話回線はもともと電話用に利用している回線をなんとかインターネットに使っている状態のため、光回線ほどの速度は出ないわけです。

それで、光配線方式は最大1Gbps(=1,000Mbps)、VDSL方式は最大100Mbpsと差が出ています。

ちなみにVDSL方式の他にLAN方式というのもありますが、VDSL方式と同じように一部LANケーブルを使用しているため光回線よりも最大速度は遅くなります。(最大100Mbps)

VDSL方式について詳しく知りたい方は、以下の記事も読んでみてくださいね。

ソフトバンク光のVDSLって何?通信速度への影響や回避する方法などを解説ソフトバンク光のVDSLって何?通信速度への影響や回避する方法などを解説

マンションに戸建てタイプを入れることはできる?

「住んでいるマンションはVDSL方式だけど、どうしても1Gbpsを使いたい。マンションタイプの速度が選べないのなら、戸建てタイプを導入することはできないの?」と思う人もいると思います。

実はマンションに戸建てタイプを導入するケースもありますが、結構ハードルが高いです。

まず、すでにマンションタイプが導入されている建物に戸建てタイプを導入するのは現実的には難しいでしょう。まだマンションタイプが導入されていない物件なら戸建てタイプを導入できる可能性はありますが、工事できるかどうかは大家さんや管理会社の意向によって決まります。

戸建てタイプを入れるには、電柱から建物に光回線を引き込む工事が必要で、その際壁に穴開けやビス止めなどをする可能性があります。建物に傷をつけることになるので、大家さんや管理会社が嫌がるケースもあります。

また、戸建てタイプを入れる場合は、マンションでも月額料金は戸建てと同じ5,720円と高くなってしまいます。

ソフトバンク光のマンションタイプの速度の評判

ソフトバンク光のマンションタイプは、配線方式によって100Mbpsから1Gbpsになるとお伝えしました。

ですが、これは理論値のためソフトバンク光を実際に利用しているときにこの速度が出ることはありません。

では、実測速度はどのくらいになるのか、実際にソフトバンク光を利用している人の口コミをチェックしてみましょう。

まずは良い口コミから。

上記は最大1Gbpsで実測696.5Mbps出ているという口コミと、最大100Mbpsで実測90.23Mbps出ているという口コミです。

サイトの閲覧や動画の視聴などの通常のネット利用なら実測速度で30~50Mbps出ていれば十分なので、上の利用者はかなり速い方ですね。

しかし、悪い口コミもありました。

「実測速度で5Mbpsも出ていなくて遅い」、「夜に遅くなる」、「VDSL方式で遅い」、などの口コミが見られました。

速いという人と遅いという人と両方いるのはどの回線も同じですが、ソフトバンク光では「IPv6」という混雑回避の通信方式が使えるので、速度を上げることが可能です。

ソフトバンク光はIPv6で速度アップが可能

「IPv6」と言われても、あまり聞きなじみがない方がほとんどでしょうか。

「IPv6」とは、ネットへのアクセスが集中し速度低下が起きるときに、空いているルートを通って接続できる通信方式です。混雑したルートを通らずにネットに接続できるため、IPv6を使うと従来のIPv4よりも速度が上がると言われています。

IPv4 IPv6 比較

ソフトバンク光では「IPv6高速ハイブリッド IPv6 IPoE + IPv4」という名称で提供されていて、IPv6を使うことで速度が改善したという人たちがたくさんいます。

VDSL方式もIPv6で速度アップが可能

最大100MbpsのVDSL方式の場合でも、IPv6を使うことで快適にインターネットが使えるようになったという人がいます。

このように最大100Mbpsのマンションタイプだからと言って、遅いとは限らないわけです。IPv6を使えば速度は向上します。

IPv6の利用には、光BBユニットのレンタルと「IPv6高速ハイブリッド IPv6 IPoE + IPv4」の申し込みが必要です。光BBユニットレンタルはおうち割 光セットの必須オプション(月額550円)に含まれているので、おうち割 光セットに加入する人は自動的にレンタルすることになります。

ソフトバンク光 IPv6で速くなる?ソフトバンク光はIPv6で速くなる?利用方法は?料金はかかるの?

ソフトバンク光のマンションタイプの初期費用

ソフトバンク光のマンションタイプを使うためには、月額料金の他に初期費用が必要です。初期費用は、

  • 契約事務手数料(3,300円)
  • 工事費(2,000~26,400円)

の2つの費用がかかります。

契約事務手数料3,300円は初回の請求時に支払えば、そのあとは請求されません。

マンションタイプの工事費

ソフトバンク光のマンションタイプの工事は3種類あり、工事費は26,400円、10,560円、2,200円のいずれかになります。

工事の種類工事費
派遣工事
(屋外工事・室内工事)
26,400円→乗り換えで実質無料
派遣工事
(室内工事のみ)
10,560円→乗り換えで実質無料
無派遣工事2,200円→乗り換えで実質無料

新築の戸建てやマンションの場合は、電柱から建物まで光ファイバーを引く「屋外工事」と、建物から室内まで光ファイバーを引く「室内工事」を行います。

賃貸のマンションや賃貸・中古の戸建てではすでに屋外工事が終わっているのがほとんどで、その場合は「室内工事のみ」となります。

賃貸のマンションで、前の住人が使っていた回線設備が残っている場合は、工事員が派遣されない「無派遣工事」となります。無派遣工事では、開通日までにONU(回線終端装置)またはホームゲートウェイが届くので、機器を自分で接続し、NTT局内で切り替えを行ってもらうだけでインターネットが使えるようになります。

ただし、上記は一般的な例のため、どの工事になるかは実際にソフトバンク光を申し込んでみないと分かりません。

他社から乗り換えると工事費は実質無料!

ソフトバンク光の工事は3種類ありますが、いずれの工事になったとしても他社からソフトバンク光に乗り換える人は「乗り換え新規でキャッシュバック/割引キャンペーン」で工事費が実質無料になります。

「乗り換え新規でキャッシュバック/割引キャンペーン」では、一旦工事でかかった工事費をソフトバンクがあとから普通為替または月額料金割引のどちらかでキャッシュバックしてくれます。高額な工事費が実質無料になるのは助かりますね。

ただ、工事を土日祝日に行う場合は別途3,300円がかかりますので、工事はできるだけ平日に行うことをおすすめします。

ちなみに転用(フレッツ光からの乗り換え)と事業者変更(光コラボからの乗り換え)の場合は基本的に工事がないため工事費も無料です。光コラボとは、ドコモ光、ビッグローブ光、OCN光、So-net光、ぷらら光、@nify光などのことを指します。

ソフトバンク光のマンションタイプを契約する前に知っておきたいこと

ソフトバンク光のマンションタイプを契約する際の注意点がいくつかあります。

工事について大家さんや管理会社に確認する

ソフトバンク光のマンションタイプを契約する場合、共用スペースの開錠が必要になるため、事前に大家さんや管理会社に開錠依頼をしておきましょう。マンションタイプの装置が管理人室にあるケースもあります。

ソフトバンク光の戸建てタイプを契約する場合は、工事を行ってもよいかどうかの確認を事前に大家さんや管理会社にしておきましょう。戸建てタイプの工事では穴あけやビス止めなど建物に手を加える可能性があるため、のちのち揉めないためにも建物の所有者に許可をとった方がいいです。

マンションタイプの申し込みから開通までの期間

ソフトバンク光の契約から開通までは基本的には2~3週間程度かかります。

 マンション
平常期2~3週
引っ越しシーズン(2~5月)1ヶ月半~2ヶ月

ただし、引っ越しシーズンは申し込みが混み合い工事までもっと時間がかかるので、ソフトバンク光を使うと決めたらなるべく早く申し込みをするようにしましょう。

解約金について

ソフトバンク光を2年契約している場合、解約しない限り契約は自動的に更新されていきます。解約する場合、更新期間(契約満了月である24ヶ月目から3ヶ月間)なら解約金は無料ですが、それ以外の月にソフトバンク光を解約すると解約金として10,450円がかかります。

ソフトバンク光

自動更新なしの場合

自動更新なしの場合は契約期間がないので、いつ解約しても解約金はかかりません。

ソフトバンク光のマンションタイプの料金、工事費、速度をまとめてみた 画像

そのためいつソフトバンク光を解約しても解約金は0円です。

まとめ

いかがでしたか?

ソフトバンク光はマンションタイプでも利用できますが、速度が3種類ありましたね。場合によっては1ギガのネットが使えない場合があります。(VDSL方式など)

ソフトバンク光はIPv6で速度が改善するケースが多いので、1Gbpsの場合も100Mbpsや200Mbpsの場合もIPv6を使うことをおすすめします。

工事費も他社のネットからの乗り換えなら実質無料になります。

ソフトバンク光を契約する時には、工事について大家さんや管理会社に許可を取って、解約金についてもきちんと確認しておきましょう。

皆さんが納得してソフトバンク光を使い始められることを祈っています^^

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